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我を出さないことが大切


悩み相談のコツは何といっても我を出さないことです。

我を出してしまうと、相手の話を聴くことは非常に難しくなります。

我を出すというのを簡単に言うと、「自分の考えだけで相手の話を聴く」ということです。

・・・ちょっと難しいですね。

例えば、友達が「こういうことで相談したいんだけど」と相談を持ち掛けたとします。
内容は仕事がしんどくて辞めたいというものです。

しかし、あなたは自分の経験から友達の話を聴こうとするでしょう。
そこで「まあ、しんどいのもわかるけど、自分は頑張って乗り切ったんだからできるよ」と自分の経験に照らし合わせて聴こうとするでしょう。

この「自分の経験に照らし合わせて・・・」が悩み相談を聞くときに問題となる場合があります。

自分の経験と相手の経験とは異なります。

悩み相談に必要なスキルは、相手の悩みを共有できるかどうかです。

自分の考えの枠の中だけで相手の話を聴こうとすると、相手と悩みを共有するのは難しくなります。
簡単に言えば、相手は「わかってくれない。聴いてくれない」と思ってしまうでしょう。

私はカウンセリングの師匠から「自分の我を出さないことがカウンセリングではとにかく重要だ」と教わりました。
最近になって、その言葉の重みがわかってきつつあります。

相手にしっかりと話してもらうこと。
そして、決断は相手がすること。

これがカウンセラーにとって非常に大切なスキルなのです。

決断は結局、相手のものです。
そのための材料を情報提供するしか、私たちにはできません。

だからこそ、相手の話を聴くときは、我を出さず素直に聴くことが大切なのです。

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人間関係のコツは相手に感謝すること


こんにちは。

久しぶりの投稿です。
お恥ずかしながら久しぶりにブログチェックをしましたが、コメントがいくつかあってびっくりしました。
返事が返せず、申し訳なかったのですが、私自身も非常に心が救われました。ありがとうございます。

今回は、人間関係のコツについてお話しますが、基本は相手への「感謝」です。

この「感謝」というのは私たちが幸せになるためにとても大切な心の所作でもあります。

例えば、フランクルと言う精神科医は「なぜ、この苦しみが私の前に現れたのか」と考えるように勧め、ロゴテラピー(実存分析)を提唱しています。

具体的な例を挙げましょう。
職場に行きました。職場では上司が理不尽に怒鳴り散ります。
あなたは辞めたいのですが、仕事でもあるので辞めたくはありません。
また上司以外の職場の人間関係は良いです。

こういった時に、実存分析では、「なぜ、そのような上司があなたの前に現れたのか」と問います。
そして、「どんな意味があってそのような苦痛を与えられたのだろうか?」と投げかけます。

この考えは私たちの人間関係を解決するヒントが隠されています。

苦痛や苦しみ、悩みというのは、私たちが成長するため、幸せになるために、神様から頂いたものだということです。
(フランクルの「超意味」やユングの「集合的無意識」、アドラーの「共同体感覚」など、明記はされないものの、神の存在を肯定するような概念がある心理療法の理論は結構多いのです)

フランクルは「超意味というものがあるとして、そこから意味として苦悩を私たちに投げかけてくるんだ」と言っています。そして「その意味に答えることが、私たちが幸せになるために必要なことだ」と。

嫌な人間関係も私自身を成長させるために用意されたものだと思うと、そのこと自体に感謝することが大切です。

怒られた場合は、「また教えてもらった」
嫌われた場合は、「人を不愉快にしてしまうところを教えてもらった」

と感謝をしていくことがとても大切です。

そういう考えを切り替えるだけで、心が簡単に楽になり、人間関係を楽にすることができるのです。
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聞き上手な人ってどんな人?


保険の窓口のCMで「聞き上手なんですね」とお客さんが言って、保険の担当者がにっこりと笑うシーンがあります。
また保険の窓口の人が聞き上手で、お客さんが「私ばっかりしゃべっちゃってる」というシーンもありました。

実際、本当の聞き上手な人とは、「聞くのが上手なんですね」とはあまり言われません。
本当の聞き上手は相手にそんな事を言う暇も与えないほど、聞いています。相手が話しているということを忘れるくらいまで聞いているものです。

私はカウンセラーなので、人一倍、聞き上手(聴き上手)だという自信があります。
しかし、「先生、聞き上手ですね」とは一度も言われたことがありません。
(まあ、当然かもしれませんが)
もし、クライエントが「私ばっかりしゃべっちゃって・・・先生は聞き上手ですね」と保険のCMのように言われたとしたら、それは相手が変に気を使っているんだと思います

聞き上手な人の条件は、相手が楽しくおしゃべりするのを邪魔しないことです
相づちを打ち、「そっか、そんな気持ちだったんだ」と感情を汲み、その人を理解するように聴いていくことです。
そのような姿勢で相手のことを理解しようと聞くと、相手は「聞き上手かどうか」よりも「この人は信頼できる人かどうか」を見ようとするのが普通です。

ここまで私のことを思ってくれるんだから、信頼できる人、いい人だ」という認識をするものなのです。

なので、「聞き上手なんですね」と言われているうちは、本当の聞き上手な人ではありません
保険の窓口のCMは、その意味では完全にフィクションです。

なので、あのCMをご覧になった方、「聞き上手な人って、相手からそのように思われているんだ」という風に誤解しないようにしてほしいと思います。

「聞き上手ですね」と言われているうちは、まだまだ聞き上手ではないのです。

そうですね。
聞き上手ではなく、聴き上手
心と目と耳を十分に使って聴けるような聴き上手を目指していきたいものです。
はい、私も日々精進したいと思います。
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悩み相談のコツは気持ちをくみ取ること


久々の悩み相談のコツについてお話します。

悩み相談の仕方は3通りあります。
@ 助言・アドバイス
A 共感・汲み取る
B 一緒に考える

一般に悩み相談と言われると、@助言・アドバイスの方に重きを置かれる傾向があります。
コーチングでは@に焦点を当てて悩み相談の解決を行うことが多いようです。

多くの人はAとBはできていないのではないかと思います。

例えば、「仕事で上司に怒られたのが怖くて、何もできない」という悩みに対してどう答えますか?

「そんなのどこでも一緒だよ。前を向いて頑張らないと」
「そういう時は気分転換でもして、気持ちを切り替えればいいんだよ」
「まずは仕事で失敗しないように、できることを考えてみたら?」

と助言やアドバイスをしようとしてしまいがちではないでしょう?

悩み相談のコツは、Aの共感・気持ちをくみ取るです。

このときに、「そっかそんなに怖かったら、仕事をしようという気持ちにならないようね。大丈夫?」と声をかけたとしたらこの女性はどう思うでしょうか?

もしかすると、「わかってもらえた」と少しホッとするかもしれません。

この「ホッとする」というのが私たちが行動するうえで大切なのです

一杯一杯では、何もできなくなります。
この一杯一杯の気持ちが少しでも楽になる、余裕ができるとどうでしょう。
「何か行動を起こしてみようか」という気持ちが出てくるのではないかと思います。

これが悩み相談のコツです。

少し余裕を作ることを目的として話を聴くことがとても大切です。

私たちはだれも「自分の気持ちをわかってほしい」という欲求を持っています。
(個人差はありますが)
この欲求が満たせることで、私たちは初めて前に向けるエネルギーを得ることができます。

そのため、共感・気持ちをくみ取るということは、悩み相談においてとても大切なのです。

しっかりと相手の気持ちを理解したうえで、
B一緒に考える
に取り組むことが大切だといえます。

気持ちの汲みとり方、共感の仕方を詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。


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人の悩みを解決させることはできない


「人の悩みを解決させることはできません」

誰かの悩み相談に乗りたいと考えている方はぜひこのことを覚えておいて頂ければと思います。

悩み相談のコツは、「どうすれば相手の悩みが解決するか」ということを考えないようにすることです。

例えば、彼女ができなくて困っている人の悩み相談ですが、あなたがその人の彼女になることはまずできません。
お金で困っているからと言って、その人の生活を全て負担するわけにも行きません。

相手の悩みを直接解決させることは基本的には無理だし、不可能なことなのです。

カウンセリングの場で良くある相談の一つですが、「リストカットをやめたい」「不登校の子供を学校に行かせたい」という訴えを聴きますが、私の経験でいえば、リストカットを止めるのも、学校に行くのも結局はその人の選択次第だといえます。

例え、刃物をすべて隠しても、今度はコップを割って、それを使ってリスカをするようになります。
無理やり車で学校に連れて行っても、クラスには入れなかったり、またこっそり抜け出してしまうこともあります。

私たちができるのは悩んでいる人が前に進めるように力添え、支えることだけです。
悩みを解決するかどうかは基本はその人が行うべきものであって、私たちにできるのはそばにいて見守るだけというのが大半なのです。

当然、それも非常にしんどいのですが、その人の悩みを肩代わりすることはできません。

「相手の悩みを直接解決させることはできない」
このことはぜひ覚えておいていただけたらと思います。


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悩み相談では「何が正しいか」ではなく「何が大切か」に焦点を当てる


私たちは何が正しいかでつい考えてしまいます。

例えば、
あれをするのは正しい。
あれをするのは間違っている。

すると、そうするのは間違っているから正さないといけない。
怒らないといけない。怒鳴らないといけない。

この考え方は、悩み相談をする場合にも同様です。
相手の話を聴いて、「これは間違っているなあ」という考えが頭を過ってしまうと、つい「それは間違っているよ」「こうしたらいいよ」とアドバイスをしてしまいがちになってしまいます。

こういうやり方は親子関係で多いんじゃないかなあと思います。
親が子供の相談を受けた時に、「いや、だからそれはね・・・」とつい助言やアドバイスを教えたくなるものです。すると、子どもは「親はわかってくれない」と言ったり、ケンカしてしまったりします。

「何が正しいか」で考えてしまうと、こうしたケンカやズレにつながってしまいます。
なぜかと言うと、「正しさの基準」というのは人それぞれで違うからです。
そのため「どっちが正しいか」という争いにつながってしまうのです。

それよりも、相手や自分が「大切にしたいこと」に焦点を当てて見てはいかがでしょうか?

「相手が今一番大切にしたいこと」
「自分が今一番大切にしたいこと」

これを一番に置いて話を聴いてみましょう。

もしかすると一番大切なのは、子どもとの関係かもしれません。
この人の関係を壊したくないから、そのように話を聴きたいということかもしれません。

そうするとまた話の聴き方も変わってくると思います。

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「わかろう」とし過ぎないこと


悩み相談では相手が何に困っているのかが理解できればできるほど上手にできます。

しかし、次のような態度はあまりしない方が良いでしょう。

それは
「わかろう」「理解しすぎよう」としないことです。

これもびっくりですね。
ただ、これだけは覚えておいてほしいのです。

人には相手に「分かってほしい」という気持ちと同様に「この線以上は踏み込んでほしくない」という思いも当然あります。

「これ以上は踏み込んでほしくない」というのは当然の権利だと私は考えています。

そして、さらに大切なのは相手のことを「知ろう」と「わかろう」と熱が入れば入るほど、身体に余計な力が入ります。
悩み相談を上手に行うコツは「リラックスすること」です。

緊張が入ると、私たちは相手の話を捻じ曲げて聴いてしまう傾向があります。
すると、相手の話が素直に入ってこず、独りよがりなイメージで聞いてしまうことになります。

段々と相手の話したいペースがズレ来て、相手は「なんか違う」と聴いてくれないという感じを持ちます。

私もカウンセリングでは「相手のことをしっかりと理解しないといけない」と思えば思うほど、全く理解できず、相手の話を聴くことができないという状態になります。
その都度、不満に感じているクライエントの後姿を見るたび、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

悩み相談を聴く場合は、できるだけ「わかろう」としない姿勢も十分必要です。
聴いているうちにふわっと「そういうことか」と見えてくる・・・。
これが理想的な聴き方なんじゃないかと思うのです。
そういうときほど、相手の全体が良く見え、どうしていけばいいか相手も見えてくるようになります。

そうした心境が私が目指している悩み相談のあり方です。
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悩み相談は相手が解決するもの


悩み相談をしていくために一つ大切なことがあります。

それは
「悩み相談は誰が解決するものなのか?」
です。

この時に大切なのは、悩み相談は誰が解決するべきなのか、その問題は誰にあるのかをはっきりとさせないといけません。

基本はその人が悩んでいることは、その人しか解決はできません。

だから、その人が解決できるように聴いていくことがポイントです。
アドバイスもそれに添ったものでないといけません。

そのためには、
「どうなりたいの?」
「あなたはどうしたいの?」
と質問してあげてください。

悩みは実際に行動に移すことでしか解決はできません

しかし、そのためには明確な目標というか地図が必要になります。
それが見えてくるように聴いてあげることが大切です。

すると、今度は自分の足で進むことができるようになります。

これが悩みを聴く時の姿勢です。
悩みはその人しか解決することができない。

それができるように支えていくことが相談する側の姿勢です。



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相手が困っていることに焦点を当てていくこと


悩み相談のことを書いてきていますが、人の悩みを聴こうとする人に陥りがちなのが、
「よし、俺が何とかしてやろう!!」
という態度です。

実はこれは悩み相談をする人にとって、一番遠い態度です。

まず・・・
悩み相談をした人は、本当にその人に解決をお願いしているのでしょうか?
ただ、話を聴いてほしいだけかもしれません。
もしくは、自分の力で現状打破できるような知恵がほしいのかもしれません。

悩み相談の基本はなんでしょうか?

それは
相手が困っていることに焦点を当てて聴くことです。

相手が困っていることに焦点をあてる、つまり相手が「どうなりたいか?」という願望と現実とのギャップに焦点を当てることが基本です。私たちが困っているということは「願望」と「現実」が大きくずれているということです。

参照:相手の願望や理想に焦点を当てること

悩み相談の聴き方は、「相手が何で困っているのか」をしっかりとイメージするように聴くことです。
そして、その困っていることに対して、どうすればうまくできるかを一緒に考えていくことが悩み相談の一番のコツです。

これを意識するだけで、ぐんと相手の話を聴くことが上手になるでしょう。
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悩み相談には「Iメッセージ」が有効


Iメッセージというのをご存知でしょうか?

「私は〜・・・と思う」と「私」を主語にした表現のことです。

実はこの言い方、悩み相談ではとても効果的な方法なんです。

人から悩みを言われたとき、つい私たちは一般論で答えてしまいがちです。

例えば、「上司に嫌味を言われて本当に腹が立つ」という相談を受けたとします。
そこで、大抵はこういうアドバイスをされることが多いと思います。
「会社ってそういうものなんだから、少しくらい我慢しなよ。上司って嫌なことをいう立場なんだから、あなたが耐えないといけないんだよ。」

この言い方は「Youメッセージ」と言われます。
「あなたが〜・・・しなさい」という言い方です。

常識や正論でどうすればいいかを直接アドバイスするような言い方でしょうか。

ただ、これを聞いた人は
「いや、わかるんだけど・・・」
と口をつぐみます。

一般論や正論の答えなんて、相談する方は知っています。
知っている上で悩みを打ち明けているのです。
そのため、上記のアドバイスはあまり相手には入りません。むしろ、反発することもあるでしょう。

そのため、悩み相談でアドバイスをするときは、Iメッセージを使うように心がけると良いでしょう。

上記の例でいえば、
「私だったら、耐えるだけは嫌だと思うんだけどあなたはどう?」
「私はそれでも仕事は頑張らないといけないと思うからすると思う」

といったように自分の意見や気持ちを正直に話しましょう。

相談する人は相手の意見がほしいのであって、一般論を聞きたいのではありません。

この使い方は親子関係や、学校教育でも応用が可能です。
子どもを注意する際にも
「ダメでしょ」「何でそんなことをするの、常識で考えなさい」「あなたが悪いのよ」といった言い方は逆効果です。

Iメッセージを使うと
「私はやってほしくないと思うからやめてほしい」
「それをすると後で困るけど、どうかな?」
「それはやめてほしいと私は思うよ」
という言い方になるかなと思います。

正論よりも自分の気持ちや思いを正直に伝える言い方の方が相手には伝わるものです。
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